27年にわたり数万匹の野良犬や猫を救い続けてきた僧侶(中国) (3/4ページ)
しかし、増え続ける犬猫たちの世話にかかる費用は自身の力だけではどうにも不可能となり、援助金を呼び掛けるようになった。
保護された施設の犬たちの何匹かは、アメリカやヨーロッパ諸国に里親が見つかり、引き取られていくそうだ。
どこに貰われて行っても、犬たちが穏やかに暮らしていけることが、知祥さんの唯一の願いだ。
知祥さんは、時に「ペットにしたい」「番犬にしたい」とやってくる人たちの誰にでも犬をすぐに引き渡しているわけではない。彼らが本当にいい飼い主かどうかを知ることが重要だと話している。・深刻な野良犬問題に直面している中国
2019年の時点で、約5000万頭もの野良犬がいた中国は、毎年その数が2倍に増えていると言われるほど深刻な野良犬問題に直面している。
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知祥さんは、その原因のひとつは身勝手な動物愛好家にあると言う。
彼らは、猫や犬に餌を与えることはいいことだと思っているのです。でも、避妊去勢手術をしない犬猫たちが餌を与えられると、その数は増えるばかりです。
数が増えれば、安楽死させるために施設に送るわけです。