27年にわたり数万匹の野良犬や猫を救い続けてきた僧侶(中国) (2/4ページ)
既に路上で死んでいる野良たちに対しては、紙袋の中に入れ埋葬してやり、助かる見込みのある動物は救助して獣医院へ連れて行った。
知祥さんは、弟子たちに寺の日常業務を任せて、動物たちへの保護や世話に勤しんだ。
現在、数百匹の野良猫、約8000匹の野良犬、鶏、ガチョウや孔雀を世話している彼は、保護した動物の全てを獣医院に診せるには費用が掛かり過ぎることから、自ら薬を投与する方法も学んだ。
長きにわたり犬猫たちの世話をしていく中で、知祥さんは猫よりも犬の方が問題が多いことを知り、2006年以降は犬たちのために人生を捧げることを決意した。
・公共の動物施設から救出した犬猫を世話
知祥さんが世話している犬のほとんどは、公共の動物保護施設から救出されたものたちだ。
中国では、公共の動物施設にいる犬は、いずれ安楽死処分を受けるか餓死するかのどちらかになるという。
知祥さんはそんな犬猫たちを施設から救い出して、数日間自分の寺院へと連れて行き、健康状態を管理し、必要であれば薬を与える。
その後、健康な犬は浦東新区にある9000平方メートルの広さの賃貸施設へと送られる。
しかし、その施設の家賃も、犬の餌代も馬鹿にならない。施設には7人のスタッフがいて犬たちの世話をしているが、8000匹ほどいる犬たちが食べるドッグフードの量は1日1トンにも及ぶという。
2017年まで、知祥さんは一度たりとも寄付金の呼びかけを行ってこなかった。