“売れっ子女優”芳根京子「浜田雅功にハマる」タレントとしての魅力が爆発中!

日刊大衆

芳根京子
芳根京子

テレビの中の女たちvol.58芳根京子

 最近の芳根京子のテレビ露出がすごい。今年に入り、『半径5メートル』(NHK総合)、『コントが始まる』(日本テレビ系)、『君と世界が終わる日に』(日本テレビ系)、『バイプレイヤーズ 名脇役の森の100日間』(テレビ東京系)と立て続けに地上波ドラマに出演している。映画も同様に『ファーストラヴ』『Arc アーク』と出演作の公開が続いている。コロナ禍で作品の公開タイミングが集中した面もあるのだろうが、それにしても、だ。

 そんな芳根は、映画やドラマの番宣でバラエティ番組などへの出演も多い。そして、かねてから「私、パイ投げやられてみたいんです。誕生日のこういうのとか、やられてみたい人生だったんです」(『金曜ロンドンハーツ』テレビ朝日系、2018年12月28日)などと語ってきた彼女は、バラエティに出ても面白い。

 たとえば、22日の『ごぶごぶ』(毎日放送)。浜田雅功がメインを務める関西の番組だが、そこにゲスト出演していた芳根は、浜田や中継先の芸人らと軽妙なやり取りを繰り広げていた。以前のロケで浜田に食用のカブトムシを食べさせられたと訴える兄弟芸人の昴生ミキ)に、「今日は何を食べてくださるんですか?」と呼びかけたり。昴生が相方であり弟の亜生にズボンを切られるシーンでは、「着てる服をその場で切られるっていう画は新鮮だなと思って見てました」とコメントしたり。

 そんな彼女に対し、浜田も他の女優より少し踏み込み気味に対応していた。主演を務めた朝ドラ『べっぴんさん』(NHK総合)を撮影していたときは19歳だったので、撮影後の食事ではお酒を飲めなかった、というような話を芳根がしたときのこと。浜田はすかさず「でも、飲んでたんでしょ?」ととぼけて質問。「飲んでないです! ホントに!」などと否定する芳根に「まぁまぁ、ここだけの話」と笑いどころを作った。

 その他にも、23日の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)では、仲の良い芸能界の友人である玉井詩織ももいろクローバーZ)とのエピソードや、明るい母親とのエピソードを語ったり。また、自宅でペットとして飼っているフェレットを連れてきていたのだけれど、もともと彼女が小動物的な丸く大きい黒目をしていることも相まって、フェレットとのツーショットはとても画になる。グルメロケをしていた27日の『バナナマンのせっかくグルメ!!』(TBS系)でも、美味しそうにナポリタンを頬張る姿が画面に映えていた。

「自分で自分がわからなくなるんですよ」

 24日の『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系)では、演技についてそう語っていた彼女。役に浸かりすぎると、ときどき役が自分を追い越す瞬間があり、怖くなるという。特にシリアスな役を演じるときにそういう感覚になるらしく、「体をずっと役に貸してる感覚になる」とも語った。

 今年出演したドラマも、ゾンビアクションものから青春群像劇まで幅広い芳根。仲間のフリをして近づく裏切り者の役を演じる一方で、売れない芸人を支える彼女役もこなす。バラエティ番組でのその場に合わせた見事な対応も、そんな憑依体質ゆえかもしれない。

 よくある言い方をすれば、カメレオン俳優。いや、俳優ならどんな役でもできるのが当たり前という話はあるだろうし、何よりそんな爬虫類の名前を借りた呼び方は、彼女の森の小動物的な容姿には似合わないのだけれど。

(文・飲用てれび)

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