反論・反対・断り…上司に言いにくいことを言う時に知るべき3つのこと (2/2ページ)
■「みんなの利益」を前面に出せば主張は通りやすくなる
仕事に慣れてくると、現状の仕事のスキームや手続きの中に「これって必要なの?」「もっといい方法があるんじゃないか」と思えるものが出てきます。本当に不要であったり、非効率であれば、それは修正したり廃止したりする提案をすべきです。
こういう時に気をつけたいのが、それを変えたり廃止したりすることが「みんなの利益になる」ということを前面に出すこと。「不要だからなくしたい」「やりにくいから変えたい」というだけだと、「自分こそ正義」という感じが出てしまってあまり印象がよくありません。もしかしたら今のやり方でやるべき理由があるのかもしれませんしね。
提案をするときは「こう変えればみんな楽になりますよね」というスタンスにするだけで、受け取られ方は大きく変わります。
■「威嚇」と「哀願」は百害あって一利なし振られたタスクを断りたかったり、納期を延ばしてもらいたかったりと、仕事をしていると上司と交渉せざるを得ない場面も。
こんな時、相手からの評価を下げるだけであまり得がないのが「威嚇」と「哀願」です。
威嚇とは「こうしてもらえないと納得できません」「どうしてこうしないんですか」と攻撃的に主張すること。哀願は「自分がいかにかわいそうか」をアピールして要求を通そうとすることです。
上司との交渉の際、気をつけたいのは感情的にならず自分の主張を理論だてて説明することと、代替案を用意すること。仕事を断る交渉であれば、謝罪→理由説明→断り表明→代替案の順に説明すると、相手も納得しやすくなるようです。
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コミュニケーションとひとくちにいっても、そこには細やかな機微があり、納得させるための手順があり、そしてなにより相手の心があります。そこに思いをはせながら会話したり、メールをしたりすることが会社という集団の中での対人術のキモです。
どうせ仕事をするなら成果に見合った評価をされたいものですし、もっといえば最大限に評価されたいものです。そのために、本書は大いに役立ってくれるはずです。
(新刊JP編集部)