小此木氏出馬で「賛成派」が漁夫の利!? 横浜市長選「カジノを巡る」暑い夏 (2/2ページ)
「今のところ出馬を表明しているのは、太田正孝氏(現・横浜市議)、藤村晃子氏(動物保護団体代表)、福田峰之氏(元・衆院議員)、山中竹春氏(現・横浜市立大学教授)と小此木氏の5名で、基本的には全員カジノには反対です。一方、林文子・現市長の下では商工会がカジノ誘致で既にそろばんを弾いてしまっています。19年に設立されたIR推進協議会には1万5000社を超える企業が加盟しています。この票は今のところどこにも行きようがなくなっていますからね」(前出・ジャーナリスト)
これだけ反対派が入り乱れたら当然票は分散し、むしろカジノ反対派にとっては不利。事実、小此木氏の出馬に地元の自民党横浜市連では支援がまとまっていないと伝えられている。そこへ、そこそこ名前があって地元財界も納得の推進者候補が立てば、賛成票はそちらに一気に流れて頭1つも2つも抜け出るだろう。今のところ福田氏が唯一「財源確保の1つの方法論」としてカジノ誘致に可能性を残している。あるいは元・横浜DeNAベイスターズ社長の池田純氏の擁立も囁かれていて、横浜政界と地元経済界の間では様々な思惑が入り乱れていることだろう。
今年の横浜はとりわけて暑い夏になりそうだ。
(猫間滋)
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