阪神「サイン盗み疑惑」が侍ジャパンと稲葉監督に飛び火! (2/3ページ)

Asagei Biz

その後、審判団が両軍の監督を呼び、「サイン盗みはしていない」「疑わしい行為はやめる」ということで決着がついたが、村上は阪神ベンチの罵声にムッとし、歩を進める場面もあった。

「村上は自軍ベンチを見ながら、近本のほうを指していました。ということは、『二塁走者か、近本の動きがヘンだ』との話がヤクルト内で交わされていたとも推測できます。何よりも村上が阪神ベンチに行き掛けたのには驚きました」(球界関係者)

 近本の疑わしい行為よりも、村上の憤怒に関心が集まっていた。

「近年、乱闘騒ぎがなくなりました。侍ジャパンの影響ですよ。12球団から選抜された代表チームができ、選手たちは球団の垣根を越えて仲良くしています。ひと昔前なら、他球団の選手といっしょに自主トレをするなんて考えられないことでした」(同前)

 乱闘は起きないほうが良い。しかし、対戦チームの選手同士が仲良くする近年の傾向には賛否両論がある。ラグビーのように試合が終わればノーサイド、その精神は野球も同じだ。また、「ペナントレースはライバル、興行はパートナー」との考え方が浸透し、球団のスタッフ同士も仲良くしている。

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