トイレなんか行くな!戦国時代の名軍師・竹中半兵衛が我が子に施したスパルタ教育 (2/4ページ)
13歳で初陣を飾って以来、数々の武功を立てますが、それは武力ではなく知略を駆使したもので、女性のように柔和な外見と相まって、同輩からは侮られていたようです。
「小手先の策で敵を惑わして、それで勝ちを拾ったとて、何の誉れと言うべきか」
しかし、半兵衛には「戦わずして勝つ」ことを最上とする信念があり、ひとたび兵法・軍略に向き合えば、尋常ならざる意欲で学び取ったと言います。
「百戦して百勝したとて、有為の人材をあたら討ち取っては天下の損失。それよりも志を同じくして万民を幸(さき)わせることこそ、君子のとるべき道と言えよう」
その情熱は嫡男・左京(さきょう。後の竹中重門)の教育にも反映され、徹底的なスパルタ教育を施したそうです。
戦さ場で、敵に「厠」と言えるのか?ある時、半兵衛の軍物語(いくさものがたり)を聞いていた左京は、ふと尿意を催してしまいました。
「あの、父上……」
「何じゃ、講義中に私語をするな!」
普段の温厚で優しい父はどこへやら、鬼の形相で半兵衛が詰問します。
「厠(かわや。