赤井英和 地元がたくさん映る新作主演映画「ねばぎば 新世界」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

32年前に「どついたるねん」で演じた安達英志の実家も、私の実家を使って撮影しました。

テリー あ、そうなんだ。

赤井 それ以外も今回の映画で私が勤める串カツ屋は、高校のボクシング部の後輩の店で、もう45年の付き合いですし、そういう仲間や地元がたくさん映ってる作品で、うれしく思います。

テリー 例えば僕が地元の築地で撮影したら、うれしい反面、照れちゃうような気もしますけど、それは?

赤井 いや、それはあんまりなかったです。脚本を見ながら「このシーンはあそこで撮るんだな」「これはここだな」とイメージしながら、毎日非常に楽しく現場に行ってました。

テリー 赤井さんって豪快なイメージがありますけど、ちゃんと脚本とか読んで撮影に臨むんですか。

赤井 私、もともとあまり頭が良くなくて、セリフ覚えがまぁ悪いものですから、いつでも確認できるように、脚本やセリフをメモした紙を持ち歩いたりして、何度も何度も繰り返し読んでます。繰り返すことが暗記につながると思ってますので。ただ、この映画の脚本は、私自身本当に納得できるもので、ここ(口)ではなく、ここ(心)からセリフが出てきましたから、そんなに覚えるのに苦労はなかったです。

テリー それだけ勝吉という男と赤井さんが近いんでしょうね。また、すごいのが2020年「ニース国際映画祭」の外国映画部門最優秀作品賞(グランプリ)、2021WICA(ワールド・インディペンデント・シネマ・アワード)の外国映画部門で、W主演の上西雄大さんと最優秀主演男優賞を受賞ということで、海外でも評価が高くて。

赤井 ありがたいですね。国籍や肌や目の色が違っても、感じ取ってくれる人たちの心というのは、そう違うものではないんかなというふうに思いました。

テリー 赤井さんみたいな無骨な役者さんって、最近は日本でも少ないから、この映画をきっかけに海外からオファーがあるかもしれないですね。

赤井 いやいや、どうですかね。ありがたい話です。

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