世界の福本豊 プロ野球“足攻爆談!”「サイン盗み疑惑に弁解の余地なし」 (1/3ページ)
阪神とヤクルトの両チームの間で、サイン盗み疑惑による一触即発の事態が起きた。7月6日のヤクルト×阪神戦(神宮)の5回表二死一、二塁。佐藤輝の打席で二塁走者の近本に不自然な動きがあり、ヤクルト側が指摘したところ、阪神・矢野監督らが猛反発した。
映像を見返したけど、アレは近本が悪い。通常、走者がリードする際、左手だけ水平に動かすことはない。たまたまかもしれないが、捕手は内角に構えていた。距離を測るための帰塁の準備らしいけど、僕は帰塁に備えて、ああいう動きをしたことはない。正面から見えるヤクルトベンチ、二塁走者に注意を払っていた三塁・村上がクレームを入れて当然。ただでさえ、初球からカンカラ痛打されることが多く、疑心暗鬼になっていた部分もある。それに対して「アホ」とか「ボケ」とか、阪神ベンチが暴言を吐いたことは反省しないといけない。
もちろん、近本が実際にサインやコースを伝達する意志があったかどうかはわからない。間違いなく言えるのは、疑われるようなことをしたらアカンということ。今はルールでサイン盗みは明確に禁止されているんやから。「今は」と言うのは、僕らの現役時代は、二塁走者がコースなどを教えるのはごく普通のことやったから。もっと大げさにジェスチャーしていた。