自動改札機の盲点を突いた「新幹線キセル」グループが登場!その手口とは (2/3ページ)
ところが、名古屋駅で何らかのトラブルが発生したため、仲間に携帯に『ヤバいから引き返せ!』という指示がはいったようです。彼らはライブ会場で連絡先を交換し合い、無賃乗車仲間を募っているとされていますが、中には200〜300人規模のLINEグループもあるといわれますからね。被害は相当な額に上っている事は間違いないでしょう」
とはいえ、入場券で新幹線に乗車することは可能かもしれないが、下車の際には自動改札機での入場記録がない入場券は自動改札機で出られないため、その駅の入場券が必要になる。つまり、目的の駅で入場券を手渡す「番人」たちは、自分のぶんも含め、入場券を2枚購入し、自動改札を通過させる必要があるわけだ。だが、実際にそんなことが可能なのだろうか。
鉄道ジャーナリストが解説する。
「新幹線に乗る際には乗車券と特急券とが必要で、加えて列車を乗り継ぐ場合など、切符が3枚以上になる場合もあるため、自動改札機には一度に複数枚のきっぷを入れても処理できるようなシステムが搭載されています。例えば、特急券と入場券を同時に通した場合には、当然エラーが出ます。が、入場券を2枚通す場合は、親子で同時に改札通過することを想定しているためか、エラーが出なかった。実際、それを悪用したキセル事件が多数発生しているのです。