サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「51キロのオールアットワンス有利」 (1/2ページ)
関東圏の舞台は福島から新潟に移り、関西の小倉は小休止。その新潟の開幕週を飾るのが、名物となった直線のみの芝1000メートルで争われるアイビスサマーダッシュである。
今年で21回目という歴史の浅いGIII戦だが、いくつかの特徴がある。
コーナーがある普通の競馬は、コースの真ん中よりも内側で最後のツバ競り合いを演じることが多いが、この直線のみの電撃戦は、本来、使われることがほぼ皆無の、コースの外側を走った馬にチャンスが多く転がり込んでくる。芝の傷みがほとんどなく、クッションがよく利いていてスピードに乗りやすいからだ。
これまでフルゲート(18頭)で行われたのは8回しかないが、馬番を真ん中でズバッと分けると、内枠(1~9番枠)が9勝(2着7回)、外枠(10~18番枠)が11勝(2着13回)。やはり、外枠を引いた馬が有利であることがわかる。
ちなみに、18頭立てで行われた場合のみを選出してみると、内枠の2勝(2着3回)に対して、外枠が6勝(2着5回)と、圧倒的に外枠の馬が連対を果たしている。このあたりは頭に入れておくべきだろう。
そして「夏は牝馬」という格言があるように、真夏の盛りで行われるため、暑さと関係してくると思うが、牡馬の7勝(2着11回)に対して、牝馬が13勝(2着9回)と、やたら強い。出走頭数では牡馬が牝馬を上回っていることを思うと、このことは注意しておきたいところだ。
あとは瞬発力とスピードがモノを言う競馬だけに、生きのいい4、5歳馬の活躍が目立っている。
4歳馬が6勝(2着5回)、5歳馬は7勝(2着8回)、6歳以上の馬が5勝(2着4回)。さらに出走頭数が少ない3歳馬が2勝(2着3回)であることを加えると、5歳以下と6歳以上での差は歴然だ。
これらのデータを念頭に置いて、今年の顔ぶれを見てみよう。
フルゲートは期待しづらく、枠順に関してはあまりこだわらなくてもいいかもしれないが、それでも有力、人気どころの馬が内めの枠に入るようなら、多少は割り引いて考えたい。
3歳馬はオールアットワンスとモントライゼの2頭。