悪魔と取引した男。宝くじに当選するのと引き換えに、見ず知らずの2人の姉妹を殺害 (2/4ページ)
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必死で抵抗する2人に、フセインは手に持っていたナイフを振り下ろし、ビーバーさんを8回、ニコールさんを28回も刺して殺害。この時、フセイン自身も手に傷を負ったようだ。
殺害後、2人の遺体をパークの茂みに放置したフセインが、ズボンを脱いだ状態で着ていたジャケットを腰に巻き付け、手をかばうようにして帰宅する姿がCCTV(監視カメラ)に捉えられていた。
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翌日、ニコールさんの恋人は帰宅しなかったニコールさんを心配してパークへ行き、姉妹の変わり果てた姿を発見した。・悪魔と取引きするために姉妹を殺害
現場には、2人の遺体のそばに血痕のついたナイフが捨てられており、捜査の4週間後にフセインは母親と住む自宅で逮捕された。
フセインの寝室からは、悪魔のシンボルや、女性が自分に魅力を感じるようにするための手書きの呪文の本、更には自身の血で署名したとされる「悪魔との契約書」も見つかった。
そこには、「Mighty King Lucifage Rofocale」という悪魔との間に、「自由で肉体的に可能な限り、少なくとも6か月のごとに6回の女性のみの生贄を捧げること」「悪魔の寺院を建てること」などという取引内容が記されてあった。
後の取り調べで、それらはフセインが将来の宝くじ当選への見返りとして悪魔に求められたものであると供述し、実際にフセインがビーバーさんとニコールさんの殺害後に購入していた「メガ・ミリオンズ・スーパージャックポット」の3枚の宝くじチケットを寝室から発見した。