新日本IWGP世界ヘビー級王者、鷹木信悟が一夜明け会見「棚橋がまるで主人公のように思えた」 (1/2ページ)

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鷹木信悟
鷹木信悟

 新日本プロレスは26日、前日に東京・東京ドームで開催した『WRESTLE GRAND SLAM in TOKYO DOME』の一夜明け会見を行った。会見にはIWGP世界ヘビー級選手権試合で、棚橋弘至を相手に初防衛に成功した鷹木信悟が出席した。

 鷹木は「昨日の今日と言うことで、さすがに全身筋肉痛ですね。首、肩、腰、特に足なんかは両足痛いけど、この痛みが朝起きて、『プロレスラーやってるんだな』って嫌いじゃないよね、こういう感覚は。まあ、それにしても『昨日の棚橋弘至はすごかったな』」と改めて振り返ると、「試合後のマイクでも言ったんだけどね、『さすがエースだな』、『さすが逸材だな』と。試合中、俺が攻めて攻めて攻めてね、主導権を握ってると思ってたんだけど、気付いたら客はね、ほとんど棚橋を見てるんだよね。だから、棚橋を中心に手拍子をしてるのに、俺は『キタキタキター!』、『オイオイオイ!』って強引に引き付けたけど、自然と客は棚橋を見てる、棚橋を中心に動いてる。昨日の試合も棚橋がまるで主人公のように思えたから、俺としては試合中に『チクショー』と思ってね」と棚橋の凄さを称賛。

 「ただ後半、棚橋が俺にカミゴェを出した時に飯伏の急遽代打で挑戦することが決まったわけだけど、棚橋なりの想いがあったかもしれないけど、俺も俺なりに飯伏への強い想いがあったんでね、あれをやられた時にすごい効いたんだけど、これは何がなんでも大げさなことを言えば、『死んでも負けてたまるか!』っていう気持ちになって、逆にあの一発で俺自身が意識飛びかけたけど、なんか冷静な部分な自分がいて、『これやられて引けないな』っていうあれがある意味、昨日の試合で一番印象的だけど、自分の中でちょっと違ったスイッチが押された気分だったかなと」と語り、棚橋のカミゴェが鷹木に火をつけたようだ。

 「最後は紙一重でね、痛かったけど非常に気持ちのいい闘いができたかなと。結果的に、6月7月とこのベルトを賭けてオカダ、棚橋を連破したんでね、このことは新日本プロレスだけじゃなく、プロレス界にとっても大きな出来事だと思うし、俺自身としてもこのことはしっかり記憶にも記録にも残しておきたい」とかなり自信になった様子。

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