神の使いか?5本角の羊がイスラム教の祭日の前夜、市場に現れる

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神の使いか?5本角の羊がイスラム教の祭日の前夜、市場に現れる
神の使いか?5本角の羊がイスラム教の祭日の前夜、市場に現れる
5本角の羊が市場に登場
 イスラム教の祭日「イード・アル=アドハー」準備の為、ナイジェリア、ラゴスで開かれた市場で、多くの買い物客の注目を集めていたのは、5本の角をもつオスの羊だ。

 まるで王冠を被って見えることから、自由の女神を連想する人や、予言者アブラハムの息子、イスマーイールの生まれ変わりを信じる者もいた。




A ram with five horns sighted in Lagos・神の使いか?買い物客を驚かせた5本角の羊
 この日市場では、イスラムの祭日を祝う準備の為、様々な家畜などが売買されていた。その中で注目を集めていたのが、5本角を持つオスの仔羊である。

 まるで冠を被っているかのようにみえるため、自由の女神を連想する人や、神に祝福された最初の預言で、信仰の父アブラハムの息子、イスマーイールの生まれ変わりを信じる者もいた。

 祝祭の準備期間に登場したことから、神が羊の姿に生まれ変わって現世に何かを伝えるために現れたと考える人もいた。

 この日は、イスラム教の2大祭りの1つ、イード・アル=アドハーの前日であり、預言者アブラハムがアッラー(イスラム教における唯一神の名)への服従の証として、息子のイスマーイールをアッラーフへの犠牲として捧げようとしたことを記念する日だ。

 その後アッラーへの貢ぎ物は、羊やラクダ、牛などに置き換わり、イスラム教の人々はこの日を祝うようになったと言われている。
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 この羊は、角が5本ある以外、特に変わった様子はなく、健康状態も良好に見えたという。

 結局この羊は7月19日に買い手がついたそうだ。

 ナイジェリアではイスラム教(北部)、キリスト教(南部)、土地に根付いた伝統の宗教(全土)などが信仰されている。

追記:(2021/07/28)本文を一部訂正して再送します。
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