義足を付けて舞台へ。幕末、日本で初めて義足をつけた歌舞伎役者「澤村田之助」の生涯 (4/4ページ)
引退後は、裏方に回り澤村座を開きました。一時は舞台復帰も模索していましたが、澤村座の興行成績は芳しくなく、明治11年、二度と舞台に立つことなく33歳でその生涯を閉じました。
一方のヘボンは、幕府の干渉によって施療所を閉鎖させられてしまいますが、明治に入っても日本の医療に大きく貢献しました。また「ヘボン式ローマ字」の考案や日本最初の和英辞書「和英五林集成」、明治学院大学創設等、教育にも尽力し、近代日本の発展にはなくてはならない人物となります。
幕末明治の動乱の中、ヘボンに手術を施された歌舞伎界のスターが日本で初めて義足をつけたことは、その後の日本医学に大きな影響を与えたことは言うまでもないでしょう。
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