「三塁・佐藤輝明」を固定できない矢野阪神の"もう一つの難題" (2/2ページ)

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もっとも、阪神OBのなかには「4番・佐藤、5番・大山」の打順を推す声もあれば、「3番・佐藤、4番・大山」の意見も出ている。

 佐藤の打順で、OBやプロ野球解説者たちが意見してくるのは、「大きく育てたい」との思いに尽きる。今のところ、矢野監督と意見が一致しているのは、「一塁・大山、三塁・佐藤」の守備位置だけだ。

「サンズも前半戦途中から打撃面で調子を落としています。好調を維持してきたのは、マルテだけ。ロハス・ジュニアもこの先、爆発的な活躍をするとは思えません。後半戦、佐藤を3番か4番で使わなければならない場面も出てきそうです」(ベテラン記者)

 佐藤は5月2日の広島戦で初めて4番に入った。大山の故障離脱もあって、計11試合、主軸を務めており、違和感はなかったが…。

 左バッターが3人続くリスクを避けるため、「3番・大山、4番・佐藤」の打順も見られるかもしれない。後半戦は、佐藤と大山の打順を巡る議論も繰り広げられるだろう。

(スポーツライター・飯山満)

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