「三塁・佐藤輝明」を固定できない矢野阪神の"もう一つの難題" (1/2ページ)

Asagei Biz

「三塁・佐藤輝明」を固定できない矢野阪神の"もう一つの難題"
「三塁・佐藤輝明」を固定できない矢野阪神の"もう一つの難題"

「トラの近未来像」が披露された。エキシビジョンマッチ3試合目の7月29日(対千葉ロッテ)、矢野燿大監督は佐藤輝明選手をスタメン・サードで起用した。

「一塁に大山悠輔選手を入れました。『一塁・大山、三塁・佐藤』の布陣は、これまでも多くのOBが進言してきました。サンズやマルテをスタメンから外すわけにはいかず、ようやく実現しました」(在阪記者)

 エキシビジョンマッチ3戦目、サンズを休養目的でスタメンから外した。「一塁・大山、三塁・佐藤」が実現したのはそのためだが、佐藤を打撃不振から脱出させるためにも、この布陣を続けるべきだろう。

「三塁の守備は、ハッキリ言って、佐藤のほうが巧い。佐藤の外野からのスローイングを見ていると、完全に内野手の投げ方。頭上を超えていく飛球を追い掛けるのもあまり上手ではないし、本人も気にしています。打撃に集中させるため、慣れ親しんだサードを守らせるべき」(プロ野球解説者)

 しかし、意見が分かれるのが打順だ。矢野監督はやはり前半戦途中から失速した大山を立ち直らせるため、エキシビジョンマッチも4番で使い続けており、佐藤には3番を打たせている。

「1番・近本、2番・糸原、3番・佐藤では左バッターが3人並んでしまいます。3番・佐藤はエキシビジョンマッチだけでしょう」(前出・在阪記者)

 左バッターが3人も続くリスクは否定できない。また、矢野監督は「佐藤は3番タイプではない」とも見ており、同時に「ルーキーイヤーの今年は負担の少ないところで」と考えているそうだ。

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