「侍ジャパン」のベンチ裏(3)「敗者復活回り」も覚悟? (2/2ページ)
スポーツ紙記者は、
「抑えの松井を招集できなくなったあたりから、稲葉監督の言葉に変化が出始めた」
として、こう続ける。
「戦略について聞くとソフトな口調ですが、宿敵・韓国に話が及ぶと、とたんに言葉選びがオロオロという感じ。初戦で当たるドミニカの先発は、今期6戦で5勝をあげている巨人のメルセデス(27)で、いきなり敗戦の危機すらあった。『(敗者復活回りになっても)最後に金メダルを獲れれば‥‥』などと、少し弱気な発言が指揮官から出る以上、実はすでに『敗戦原稿』の準備もしています」
これまで3度の五輪優勝を誇るキューバが不在となれば、激戦必至。稲葉ジャパンがどういう戦いを見せるのか、注目したい。
*「週刊アサヒ芸能」8月5日号より
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