2年ぶり「阿波踊り」開催でもドロ沼の対立続く舞台裏とは? (2/2ページ)

Asagei Biz

「自治体からの補助金もありましたし、祭り自体が大きな利権なっていたんです。これに徳島市が口を出し始めたことで対立を深めていったのです」(同)

 18年以降は運営体制が見直され、19年からはイベント企画会社大手のキョードー東京を代表企業とする3社の共同事業体に阿波踊りの企画運営を委託。ところが、19年は台風で祭りが2日間中止、20年は新型コロナで全日程が中止になるも市からの賠償はなく、今年3月には契約を解除されている。

「この市の対応に徳島新聞社は厳しい論調で報じています。阿波踊りの主催を外されたことへの反発もあると思いますが、共同事業体への市の対応も問題視されています。ただ、当事者がいくら反論しようと祭りとは関係ないところで騒動が続いている状態。阿波踊りを楽しみにしている一般の市民たちは冷ややかに見ていますよ」(同)

 こんな場外乱闘でせっかくのお祭りに水を差すのはやめてもらいたいものだ。

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