「ワクチンパスポート」発行もイマイチ盛り上がらない残念な理由とは? (2/3ページ)

Asagei Biz

ただ外務省によれば、現在、日本人の入国制限を取っているのは68の国と地域で、豪州やカナダをはじめ、アジアでは中国、台湾、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナムなど、日本企業が現地駐在を置く国が多いんです。つまり、そのあたりの国が、入国制限を解除しない限り、ワクチンパスポートを持つことにさほど必要性を感じられないということ。しかも、パスポートを利用しても外国から帰国後は日本で2週間自主隔離させられますからね。そういった背景がワクチンパスポート不人気の要因だと考えられます」

 そしてもう一つ、ワクチンパスポートを敬遠する理由が、”ワクチン差別と個人情報の漏洩に対する懸念“というのは、海外のワクチン事情を知るジャーナリストだ。

「そもそもワクチンを受ける、受けないというのは個人の自由。ところが、ワクチンパスポートを各国が導入、ワクチン接種済みということが出入国の条件となると、ワクチンを『受けた人』と『受けていない人』の間で不公平感が生じかねず、個人の自由侵害に当たるのでは、という意見も多い。

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