ストレスケアに乳酸菌!? コロナ禍を乗り切る公開講座「STAY HOMEで考える食生活と腸内環境」 (3/3ページ)
腸内環境を良くするためには、乳酸菌などを摂って良い菌が減らないよう維持することが大切と、有馬さんは語ります。
腸内環境とメンタルの関係
ヤクルトには独自に強化培養した乳酸菌シロタ株が含まれていますが、高密度の乳酸菌シロタ株の摂取は、一時的な精神的ストレスがかかる状況での「ストレス緩和」「睡眠の質向上」に役立つという研究結果が出ています。
有馬さんによれば、最近の研究で脳と腸はお互いの情報を交換しあうことが分かり、乳酸菌のストレス緩和機能が見いだされたとのことでした。
コロナ禍で先の見えない不安とストレスから、つい気持ちが後ろ向きになってしまう方も多いのではないでしょうか?
JOYさんも気づいたらため息が出ることが多くなり、メンタルもネガティブになることが増えたと言います。それだけに、乳酸菌でストレスが緩和したり睡眠の質が向上することに興味を持たれていました。
全体を通して、乳酸菌についての意識に変化があったというJOYさん。
家族にも知識を共有しながら、体や心、睡眠の改善に役立てたいとおっしゃっていました。
日本栄養士会では「免疫機能を低下させないで感染症の予防に役立つ管理栄養士・栄養士の日々ごはん」をテーマに、実際の管理栄養士・栄養士の日々の食事をインスタグラムで公開する取り組みも実施しています。その名も「予防めし」。
さまざまな疾患などの予防に役立つ食事として、日本栄養士会が2020年度から進めている事業です。
栄養の日・栄養習慣の特設サイト内では、今回取材した公開講座の他、2021年度「予防めし」受賞レシピもチェックできますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
参考:栄養の日特設サイト