芸能界の“謝罪会見”成功例とは? 許された芸能人たちの機転

まいじつ

芸能界の“謝罪会見”成功例とは? 許された芸能人たちの機転

世間のイメージを回復させるために行うはずの謝罪会見で、失敗するケースが相次いでいる。最近では、河村たかし名古屋市長が〝最悪の謝罪会見だった〟として火に油を注いだ。

そもそも、謝罪会見で成功した例は数少ない。今回は、そんな稀な成功ケースを紹介していこう。

成功例としてよくあがるのは、未成年女性への淫行疑惑で芸能活動自粛をしたお笑い芸人の狩野英孝。この淫行騒動で問題になったのは、相手女性が22歳だと偽ってはいたが、狩野がそれに気づかなかったのか?という点だ。狩野は相手が未成年だと気づいた時点で関係をやめたとしているが、「本当は最初から薄々気づきながらも関係を持ち続けていたのでは?」と世間は疑問に思っていた。

そして会見でやはりここが指摘されると、狩野は「最初は全く疑問に思わなかった」と断言。さらになぜ途中で気づいたのかと問われると、「野生の勘っていうか…本当に勘が働いたんです」と頓珍漢なコメントをした。このあまりにも突拍子もない答えで笑いを誘ったため、狩野はなぜか許される空気に。見事に謝罪会見を成功させてしまったのだ。

会見だけは成功していた宮迫博之

2016年に不倫報道が出た落語家・三遊亭円楽の謝罪会見も、成功だと評されている。円楽は狩野とは打って変わって、完璧なまでの口達者ぶりが話題に。会見場でありながら笑いを誘い、最後にはなぞかけも披露して場を沸かせた。

すると、もともとあまりテレビに出演していないので世間の関心が低かったこともあり、騒動は一気に沈下。それどころか、この会見を機に円楽の仕事が増えたとも言われている。

闇営業騒動で吉本興業に反旗を翻した宮迫博之と田村亮の会見も成功だったといえるだろう。それまで自分たちに集中砲火されていた世間の目を、一気に吉本へと向かわせて同情を誘った。大逆転劇という意味では、これが歴史上もっとも成功した謝罪会見だったかもしれない。

〝危険タックル〟で話題になった日本大学のアメフト部員も、謝罪会見によって世間の批判の矛先をコーチや監督に向けることに成功。そして、その後のコーチと監督の謝罪会見は非常にお粗末で、部員の大成功と対照的に大失敗となっていた。

わずが数十分でその後の人生が大きく変わる謝罪会見。挑む際には、念入りに準備してほしいものだ。

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