年を取るにつれて代謝が落ちるは間違いだった。20歳から60歳までは安定しているという研究結果 (2/4ページ)
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・エネルギー消費量のピークは1歳
そこでそうした無視されてきたエネルギー消費も調べるために、今回の研究では「二重標識水法」という検査が行われている。
これは、飲んだ水に含まれる「重水素」と「酸素同位体」の変化を尿検査で調べ、そこからエネルギー消費量を算出するやり方だ。
世界29か国の6600名(生後8日から95歳)を対象に、年齢に応じた人体のエネルギー消費量を調べたところ、一生のうちでもっとも大量にエネルギーが消費されているのは1歳のときだったという。
なんと生まれたばかりの新生児でもすでに大人並みのエネルギーを消費している。それが1年後には3倍にも増加する。体の大きさから想定されるエネルギー消費量より、50%も多いのだ。
その時期の子供がグングン成長していることを考えれば納得だろう。乳児の脳では新しい結合が活発に作られ、免疫系も発達する。ポンツァー氏によれば、ただ新しい細胞が増えるだけでなく、細胞の活動の仕方が大人とは違うのだという。
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・20歳から60歳まで代謝は安定している、男女差なし
それ以降、エネルギー消費は毎年3%ずつ低下する。だが、それも20歳になる頃にはほぼ安定するようになり、その水準が60歳まで続く。