「地球の歩き方」がコロナ禍に挑んだまさかの「生き残り策」とは (2/3ページ)

Asagei Biz

編集部内に、そんなジレンマがあったことは想像に難くありません」

 そんな苦境の中、編集部が着目したのが、本来の旅行ガイドブックからの方向転換だった。

「東京五輪に照準を合わせ企画した『世界244の国と地域』が、20年7月に発売されたのですが、この本は通常のガイドブックと異なり、旅行ガイドではなく、各国の知識が学べる図鑑系の内容にシフトしたもの。これが予想以上に売れ行き好調だったのです」(出版関係者)

 今年3月には、シリーズ第2弾として「世界の指導者図鑑」「世界の魅力的な奇岩と巨石139選」「世界246の首都と主要都市」の3点が刊行されると、SNSでは大きな話題になり、《海外旅行といえば、『地球の歩き方』。旅行カバンと同じくらい必携だったけど、これを利用して図鑑にしたのは、すごい発想!》《旅行には行けない日々。図鑑を見て、海外に思いを馳せるのもいいなぁ。是非読んでみたい!》《コロナ禍を乗り切って 又私達のガイドになってもらいたいです》とエールの声が続出。

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