紙背文書、漉返紙…紙が貴重だった昔のリサイクル術を紹介 (2/4ページ)

Japaaan

ひっくり返して無効化)として、裏面も新たな文書に再利用したのでした。

事務連絡程度なら、これで大丈夫?読める?『大乗院寺社雑事記 第15冊 紙背文書』より

よく「チラシの裏にでも書いて(描いて)おけ」などと言われますが、昔からそうだったようです。

当時の人々にしてみれば大したことない内容であっても、後世の私たちにとっては貴重な史料(※)が伝わることも少なからずあり、現代の裏紙も100年後、1000年後には有難がられるかも知れませんね。

(※)反故にされるような内容なればこそ、身分の貴賤を問わず生活のリアルな情報が記録されています。

ちなみに、歴史研究における古文書(こもんじょ)とは相手に意思を伝える書面(現代なら例えば手紙や回覧板など)を指し、日記やメモ書きのような非公開が前提のものは古記録(こきろく)と呼んで区別することがあるそうです。

漉返紙(すきかえしがみ)

さて、両面とも使ってしまった紙は、さすがに人には出せなくなります。

そうなったら今度は紙をドロドロに溶かして再び漉く(漉き返す)ことで復活させるのですが、そうした再生紙を漉返紙と呼んでいました。

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