地獄、死霊…。ホントはちょっと怖い「お盆」や「盆踊り」の起源を探る (1/3ページ)

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地獄、死霊…。ホントはちょっと怖い「お盆」や「盆踊り」の起源を探る

「お盆」の語源と意外な起源

お正月が、実はご先祖様の霊を迎えるための日であるということは、前にも書いたことがあります。

大晦日・お正月・節分・お盆をつらぬく日本文化の「根っこ」とは?【後編】

とはいえ、これはいわばトリビア。日本人にとって「ご先祖様を迎える」行事といえばやっぱり「お盆」でしょう。

この時期は、多くの人が地元や実家に帰省します。最近はオンラインでの帰省も多いと思いますが、考えてみればこれもまた、ご先祖様の霊を地元で出迎えるためのもの。

八月三日の「迎え盆」では、夏野菜のキュウリやナスを馬に見立てた「精霊馬(しょうりょううま)」を作って盆飾りとするのが通例です。

お盆の時期に帰ってきたご先祖様の霊は、この精霊馬に宿ります。

同時に、私たちは迎え火を焚いて霊をお迎えし、ご先祖様を供養します。

さて。

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