明治維新の元勲・西郷隆盛の肖像画を描いたキヨッソーネ、実は西郷の顔を知らなかった!? (4/6ページ)
【キヨッソーネが手がけた紙幣の顔】
神功皇后(1円、5円、10円紙幣)……印刷部の女性職員 武内宿祢(1円、5円、200円紙幣)……印刷部長の佐田清次(さた せいじ) 藤原鎌足(20円、100円、200円紙幣)……松方正義(まつかた まさよし。当時大蔵官僚) 和気清麻呂(10円紙幣)……木戸孝允(きど たかよし。維新の元勲)……など。基本的に大蔵省の内輪で賄ったようですが、印刷部長と印刷部女性職員って、何だか一定の力関係が働いていそうな気がします。
(※いや、きっと彼女こそ神功皇后のイメージに相応しい顔立ちだったのでしょう。きっとそうです)
でも、違う名前であっても、自分の顔が紙幣のモデルになっているなんて、さぞや鼻高々だったのか、それとも同僚女性から妬みの的にされたのか、想像が尽きませんね。
もしもこれらの紙幣を見る機会があったら、彼らに思いを馳せてみるのも楽しいでしょう。
終わりに少し話がそれましたが、キヨッソーネは明治31年(1898年)に東京麹町の自宅で亡くなり、今は港区の青山霊園に眠っています。