『呪術廻戦』155話で“保守派”を巡る考察が白熱! 矛盾を指摘する読者も…

まいじつ

『呪術廻戦』155話で“保守派”を巡る考察が白熱! 矛盾を指摘する読者も…

今年12月には『劇場版 呪術廻戦 0』の公開も控えており、ますます注目が高まるダークファンタジー漫画『呪術廻戦』。作中には呪術界上層部を占める「保守派」なる勢力が存在するのだが、ここにきてその具体的な設定が明らかとなったようだ。

最初に保守派の存在がニオわされたのは、物語の序盤。第10話の時点で、五条悟が呪術界の上層部と仲が悪いことが示されている。その後、保守派は頭が固い老人たちで構成されており、五条たちと敵対しているという内情が説明されていった。

保守派がいかなる思想を持った集団なのかは不明だったが、8月23日発売の『週刊少年ジャンプ』38号に掲載された155話『熱』で、ついにその情報が掘り下げられる展開に。パンダの口から、保守派が「呪術とはこうあるべき」という思想を持っていることが告げられたのだ。彼らは釘崎野薔薇の使う「芻霊呪法」のような〝いかにも呪術〟らしい術式を好んでおり、呪術師がニューテクノロジーと絡んだ術式を使うことを苦々しく思っているという。

五条や秤金次など、これまで保守派と敵対する呪術師の姿は多く描かれてきた。しかし対立の理由についてはぼかされていたため、今回の新情報は世界観を理解するための重大なヒントとなるだろう。

新設定の矛盾にツッコミ殺到!?

しかしその一方、保守派の設定に矛盾を感じるという読者も。ネット上では《「保守派は新しいテクノロジーと絡んでる呪術が嫌い」設定、ギター爺とアニメ爺がいる時点で終わりだろ》《保守派の考え謎。それに禪院家当主と直哉や楽巌寺学長はどうなのよ?》《楽巌寺学長の術式、あれは保守派なんか。三味線やったらまだしもエレキやん?》などとツッコミの声が続出している。

これまでに登場したキャラクターの中では、「呪術高専」京都校学長・楽巌寺嘉伸が代表的な保守派の呪術師。しかし彼の術式はエレキギターをかき鳴らし、音に呪力を乗せるというものであり、まさにニューテクノロジーど真ん中のような印象も受ける。一説には、どの楽器でも術式に使用できるのではないか…という声もあるが、それでもエレキギターをチョイスしている時点で、ニューテクノロジーに好意的だと思われる。

また、「渋谷事変」では新たな保守派の人物として禪院家当主・禪院直毘人が登場。彼の術式「投射呪法」は、簡単に言えば現実の動きをアニメのコマ割りのようにしてしまうという能力。こちらもニューテクノロジーと言えるはずだ。

なぜ楽巌寺や直毘人の術式は、保守派から嫌われていなかったのか。今後の説明次第では辻褄が合うかもしれないので、引き続き作者・芥見下々の手腕に期待していきたい。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ

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