『ヒロアカ』324話で原点回帰!? 第1話オマージュに「込み上げてくるものがある…」

まいじつ

『ヒロアカ』324話で原点回帰!? 第1話オマージュに「込み上げてくるものがある…」

8月30日発売の『週刊少年ジャンプ』39号に掲載された『僕のヒーローアカデミア』、第324話『未成年の主張』はツイッター上でトレンド入りを果たすほどの大きな話題に。その理由はいたるところに散りばめられた第1話のセルフオマージュで、ファンが感動すること必至の展開となったようだ。

※『僕のヒーローアカデミア』最新話の内容に触れています

ヴィラン追跡を一旦休止し、市民の避難所として機能している「雄英高校」に戻ってきた緑谷出久。だが、過激派市民は出久を狙うヴィランを恐れ、彼が「雄英高校」に足を踏み入れることを許さない。そこで説得を買って出たのが麗日お茶子だった。

お茶子は市民に向けて、出久が「雄英高校」で休むことを許してほしいと懇願。さらに、出久について〝普通〟の高校生だと熱弁すると、涙を流しながらも「ここを彼のヒーローアカデミアでいさせて下さい」と叫んでみせた。そんなお茶子の言葉を聞いた出久は泣き崩れるのだが、とうとう2人の市民が心を動かされて駆け寄ってくる──。

第1話をなぞった展開に称賛! 懐かしのモブキャラも

「ヒロアカ」第1話を振り返ってみると、ラストに「これは 僕が最高のヒーローになるまでの物語」というモノローグが使用されていた。最新話ではこの言葉に「そして みんなが最高のヒーローになるまでの物語だ」が加えられる形で締めくくられ、第1話を彷彿とさせるストーリーになっている。

壮大なセルフオマージュには読者からも大きな反響があり、《1話から読んでると込み上げてくるものがあるな…》《1話のいろんな形でのリフレインがホント細かいし、泣ける》《ヒロアカ本誌まじで良すぎる。1話から丁寧に積み重ねてきたものがこんなキレイに展開されていくことあるか》《僕のヒーローアカデミアの1話が大好きなオタク、本誌の最新話読んでから手の震えが止まらない》と感動の声が多数あがっていた。

またセルフオマージュはモノローグだけでなく、他のところにも。たとえば出久が泣き崩れるシーンも第1話とよく似た構図なのだが、出久に「頑張れよ!!」と声をかけたモブキャラのおじさんが再登場していることも見逃せない。そして本誌にしかないラストの煽り文「踏み出す一歩一歩が今 世界を変える」は、アニメ第1期OP『THE DAY』の歌詞を意識したものだろう。

他方で第1話の時点では出久とオールマイトの2人による物語だったが、最新話の出久は1年A組の仲間だけでなく、これまで助けてきた人やプロヒーローたちに囲まれており、彼の成長を感じさせる。ただ1つ違うのは、その場にオールマイトがいないことだ。

オールマイトは「ヒーロー殺し」のステインとの接触を予感させたまま、未だ安否不明となっているが、果たして無事でいるのだろうか…。

文=野木
写真=まいじつエンタ

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