中田翔「暴力移籍を美談に」を断罪する(2)「黒い物も白」の球団本質を見た (1/2ページ)

Asagei Biz

中田翔「暴力移籍を美談に」を断罪する(2)「黒い物も白」の球団本質を見た
中田翔「暴力移籍を美談に」を断罪する(2)「黒い物も白」の球団本質を見た

 そんな「暴力移籍」が美談にすり替わった最大要因は、ミスターの担ぎ出しに他ならない。この見え見えのイメージアップ戦略にはさすがのG党も大ブーイングを寄せている。例えば93万回以上再生されている件の動画へのコメント欄にも、

〈長嶋さんは神よ。その神からパワーもらって活躍。最高じゃん〉

 といった手放しの肯定的なコメントの反面、

巨人軍がやってることはミスターにもめちゃくちゃ失礼だと思う〉

〈なんで美談になってんだ‥‥こえーよ〉

 など批判の声も上がっているのだ。やく氏も、

「一部のメディアが『暴力ロンダリング』という表現をしていましたが、いい得て妙だなと。黒い物も白と言う、巨人という球団の本質を見た思いです。私は問題の全貌が早く明らかになって、それを隠蔽したジャイアンツもろとも瓦解するくらいの徹底的な追及を望んでいます」

 と手厳しい。記者として「夕刊フジ」で長嶋終身名誉監督を長年取材してきた江尻良文氏はこう語る。

「長嶋さんは、選手の才能を生かすことに全力を注ぐ人で、例えば私生活で何か問題があったとしても『関係ない』と言ってしまえる懐の深さがあります。かつて自身が引退して監督になった時、王貞治さんに他球団のマークが集中するため、当時、週刊誌などで『黒い交際疑惑』が取りざたされていた張本勲さんの獲得を球団に進言し、球団代表に土下座までするような人。中田を激励したのも純粋にそうしたかったからですよ。逆に原監督なんかは、阪神の後塵を拝する2位の状況で、戦力増強に『背に腹は代えられない』という考えはあるでしょう」

 電撃移籍に至る経緯としては、栗山監督と原監督がともに「栗山監督が中田の処遇を原監督に相談。

「中田翔「暴力移籍を美談に」を断罪する(2)「黒い物も白」の球団本質を見た」のページです。デイリーニュースオンラインは、栗山英樹中田翔原辰徳日本ハム長嶋茂雄スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る