パラ金メダリスト・木村敬一が語る「延期の1年」 (3/3ページ)

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今年に入ってどうやら夏にやるみたいだけど、ウイルスの方は収まる気配がなくて、という状況だったので、雑念を入れないためにテレビを見ないようにしていました。そうするとSNSを見てしまって余計に不安になるのですが(笑)。

――SNSは精神衛生上良くなさそうですね。

木村:良くないですね。でも気づいたら見てしまったりするじゃないですか。スマホのSNSのアイコンの場所を指が覚えていますもん。

――長くパラリンピック水泳の第一線で活躍されてきて「ミスターパラリンピック」とも称されています。木村さんが考えるパラリンピック水泳の魅力についてお聞きしたいです。

木村:パラリンピック水泳の魅力は、道具を使わず、残された体を鍛え抜くことでどこまでパフォーマンスをあげていけるかというところで、人間の持っているポテンシャルを示せることだと思っています。僕も選手の一人として人間の可能性を発揮していきたいです。

今こういう時期で、僕も含めてみんなが何かを見たり感じたりして心が震える瞬間に飢えているのかもしれません。パラリンピック水泳を通して人間の可能性を示すことで、みなさんの心が沸き立つ瞬間をもたらすことができたら。パラ水泳のチームとして成功だと思っています。

(新刊JP編集部)

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