前方後円墳は日本の独自デザイン/今から始める古墳入門(3) (2/5ページ)

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前方後円墳は、世界的にみてもユニークな形をしていて、日本列島にしか見られない日本オリジナルの形です。ごくごく一部、5世紀頃に朝鮮半島の南西部あたりにちょっとだけ見られますが、これは日本列島との関係性の中で造られたものと言われています」

 さらに、河野氏は大きな陵墓がヤマト王権の所在する近畿地方以外で造られない理由について、

古墳は同じ規格で造られるということが多く、それゆえに大王墓を基本にしてその2分の1とか4分の1の規格で地方の古墳は造られています。恐らく設計図的なものはあったし、古墳造りの専門家や職人もいたと思われます。ヤマト王権が全国各地の豪族たちを広域的に支配していたので、地方の豪族はヤマト王権よりも大きな陵墓は造ることが許されなかったのです」

 また、古墳の多様性については、

前方後円墳のほかには、方墳、円墳、さらに前方後方墳など、多種多様な古墳が存在して、これも世界的にみるとかなりユニークなことです。

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