地球の磁極が反転する「ポールシフト」が迫っている可能性。地球への影響は?(NASA) (2/4ページ)
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地球の地磁気が消失する200年間で人類に甚大なる被害が?
だが太陽風から地球を守る地磁気が消失する200年間は人類に影響が出る。地磁気は有害な紫外線を防いでおり、わずかでも薄くなれば皮膚ガンのリスクが増大するほど、人類にとっては欠かせないものだ。また通信システムや電力網の機能不全、あるいは火災といった被害を及ぼす可能性もある。
最も最悪のケースとしては、ポールシフトによって大陸が移動するため、巨大地震や急激な気候変動を誘発し、世界規模の絶滅や荒廃が起きるとも懸念されている。
地理学者によれば、地球誕生以来ポールシフトは何度も発生したそうで、78万年前の石器時代にも確認されている。
だがイギリス地質調査所のアラン・トンプソン氏は、化石など地質学的な手がかりからは、前回のポールシフトによって惑星規模の災害が発生したという証拠は得られていないと説明する。
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ポールシフトが起きる前兆
地震は別にしても、おそらくは1,000年以内にポールシフトが発生するという学説は存在する。過去160年間で地磁気が大幅に弱まっている事実は確認されており、これが次のポールシフトの前兆である可能性が指摘されている。
ポールシフトの原因は、地球の液状の外核に含まれ、あたかも小さな磁石のように機能する鉄原子の集まりが反対側に入れ替わることであるとされる。入れ替わった原子が逆側にある鉄に影響するようになった結果、地磁気が反転するのだ。