自民ドタバタ総裁選と「安倍・橋下」マル秘合体プラン(3)総理時代にネット番組で共演 (1/2ページ)
総裁選で岸田氏、はたまた立候補を表明した高市早苗前総務相(60)ら、その他の候補者が勝つにしろ、衆院選は自民党の苦戦が予想されている。
「党が8月下旬に行った情勢調査で、40〜70議席減らす可能性があるという結果が出ました」(自民党関係者)
次の選挙の衆院定数は465で過半数は233。現在、自民党は276議席なので額面通り受け取れば、自民党単独での過半数は微妙なところ。最悪のケースでシミュレーションすると、70議席減れば206で、公明党の現在の29議席と合わせても235議席で薄氷を踏む結果になる。
7月の都議選では事前調査よりも大幅に獲得議席が少なかっただけに、
「自公与党で過半数割れもある」(自民党中堅議員)
と、党内でも警戒する声が広まっていた。そんな中、安倍氏は先の月刊誌で衆院選の勝敗ラインに言及。
「与党で過半数を獲得すれば明確な勝利だ」
と、17年の衆院選と同じ目標を掲げている。選挙戦の懸念は、国民に渦巻くコロナ対策への不満だろう。
誰が選挙の顔になっても批判は免れず、票の行方を左右することが予想される。