学歴のない殺人犯の数学の能力が開花。刑務所内で超難問を解いてしまう (3/4ページ)
連分数とは、分母が分数となっており、その分母がまた分数に……といった感じで、無限に続く分数のことだ。
近似問題を解くために使われるもので、たとえば現代の暗号技術などにも応用され、金融や軍事通信といった分野で重要な役割を果たしている。
[画像を見る]
・殺人犯が世界初の理論を発見
かくして問題に取り組むことになったヘイブンズが世界で初めて発見したのは、大きな類数(class of numbers)の近似値にいくつか規則性があるということだ。
それを証明するために、チェルッティ教授から数学的に正しい方法の助言を受けつつ論文にまとめ、数ヶ月後ついにその成果が『Research in Number Theory』(20年1月29日付)に掲載された。
[動画を見る]
From Meth to Math・刑務所内で数学クラブを結成
これだけでも素晴らしい成果だが、ヘイブンズの情熱は周囲の服役囚たちをも動かした。刑務所内で数学クラブが結成されたのである。
14人の数学仲間たちは毎年3月14日を「パイデー」(円周率3.14にちなんだもの)と定め、この記念日を祝っている。