翌朝にひびく…睡眠の質を下げる夜の習慣とは? (1/2ページ)

新刊JP

翌朝にひびく…睡眠の質を下げる夜の習慣とは?(*画像はイメージです)
翌朝にひびく…睡眠の質を下げる夜の習慣とは?(*画像はイメージです)

仕事のパフォーマンスを上げるためには、体のコンディションを整え、良い状態を保つことがはじめの一歩となる。

『SUPER HUMAN シリコンバレー式ヤバいコンディション』(デイヴ・アスプリー著、三浦和子訳、SBクリエイティブ刊)で言うなら、「ヤバいコンディション」を手に入れることである。

■とにもかくにもまずは「睡眠」を改善してみよう

本書では、まず老化に伴う病気を引き起こす生物学的要因について解説し、どうすればそれらを予防し、疲れ知らずの体をつくることができるのかを示す。それがわかれば、シンプルな対策から最先端の方法までさまざまな戦略を用いて、年齢に負けず生き生きした人生を送る方法がわかってくる。そして、最後にヤバいコンディションを手に入れるための徹底的なアンチエイジングのテクニックを紹介する。

加齢に伴って命取りになる可能性の高い4つの病気として、本書では心疾患・糖尿病・アルツハイマー病・がんの4つを挙げている。

これらの病気による死のリスクを高めてしまうのが、「質の良い睡眠の不足」。一方、一晩でもぐっすり眠ると、新たな運動スキルを学ぶ能力は20%高くなり、質のよい睡眠を規則正しく取ると、複雑な問題に対する思考力が50%向上するとしている。この脳の働きの改善は、加齢による認知機能低下の防止に役立つ可能性を秘めており、最高のコンディションを手に入れる近道となる。

また、質の高い睡眠は、皮膚を健康にして若々しい体を保ち、インスリンの分泌を最適に調整して糖尿病発症のリスクを下げ、健全な細胞分裂を促す。睡眠は、体が衰える原因を予防する重要な戦略なのだ。

睡眠を改善するには、まず自分の眠りを知ること。スマホのシンプルで安価なアプリで睡眠改善につながるある程度のデータを得ることができるため、利用してみたいところだ。重要なことは、自分がどれだけよく眠っているかという感覚をつかんで、睡眠の質に影響する要因に目を向けることだという。

睡眠のデータを把握したら、それを活用し、最適な方法を選んで行動していこう。たとえば、夜のまぶしい青色や白色の光は、人から活力を奪う。

「翌朝にひびく…睡眠の質を下げる夜の習慣とは?」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧