約6500万円の当せんくじをその場で盗んだ販売店の男が逃走 客が通報するも容疑を否認、名誉毀損で訴える準備も (1/3ページ)

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 宝くじが当せんするなど、予想もしない嬉しい出来事が人生で起こることはあるが、海外ではそんな幸運が巡って来ながらも、不幸に見舞われた人がいる。

 イタリア・ラツィオ州で、スクラッチくじを販売していた男が、当せんしたスクラッチくじを受け取るとその場から去り、国外に逃亡しようとしていた疑いがかけられていると海外ニュースサイト『Mirror』と『Daily Mail Online』などが9月6日までに報じた。

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 報道によると、同州にあるタバコ店で、60代の女性がスクラッチくじを購入したという。スクラッチくじとは、削ったその場で当たりが分かる宝くじで、海外ではタバコ店などの売店で売られていることが多い。女性がスクラッチくじを購入したタバコ店は、57歳の男とその妻が経営していた。

 女性はスクラッチくじを2枚購入し、その場で削ったが、2枚のうちの1枚が当せん。当せんしたくじの当せん額は最高額である50万ユーロ(約6488万円)だった。女性は当せんを確認してもらうため、当せんしたくじをタバコ店を経営している57歳の男に渡した。女性はくじを渡したが、男はくじを受け取ると女性に分からないように店の外に出て、くじを持って自身のスクーターで逃げたという。店には男の妻もいたが、妻が男の行動を把握していたかどうかは不明である。

 具体的な時間は不明だが、女性はくじの確認に時間がかかっていることで、男がくじを持って逃走したと気づいた。男の妻が女性に話したなど、女性がなぜ男がくじを持って逃走していると気づいたのかは明かされていない。女性は男がくじを持って逃走したと分かるとすぐに警察に通報。警察は男を追って捜査をしていたが、男が逃走してから2日後、警察は男を同州にあるローマのフィウミチーノ空港で拘束した。男は同空港から、スペインのカナリア諸島に行こうとしていたという。

 警察は男を拘束したが、男はくじを持っていなかった。

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