不思議きれい!角度によって色が変わる鉱石「菫青石(アイオライト)」 (3/4ページ)
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ファセットカットされたアイオライトで5カラットを超えるものは稀だ。大抵の場合は2カラット以下である。とは言え、色調が暗いアイオライトは、小さい石に美しい発色が多い。
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モース硬度は7~7.5で、宝石としての使用には大抵の場合は問題ない。ただし、1方向に劈開しやすい点には注意が必要だ。指輪などにしたときに荒っぽい扱いは厳禁である。アイオライトの特性
分類: ケイ酸塩鉱物
色: 強い多色性。青やスミレ色だが、角度によって透明、灰色、黄色を呈する
条痕: 白色
光沢: ガラス光沢
劈開: 弱い
モース硬度: 7~7.5
比重: 2.5~2.8
識別特徴: 青~スミレ色。強い多色性。視覚的に石英に類似
化学成分: (Mg,Fe)2Al4Si5O18
結晶系: 斜方晶系
用途: 少ない。稀にセラミック製品で使用。透明度の高いものは宝石として使用 欧米ではアイオライトが一般的な宝石店に並ぶことはまずない。それゆえに消費者における認知度は低いだろう。宝石業者がこれをあまり取り扱わない理由は、安定的な供給が確保できるか不透明であるからだ。いくつもの国々でアイオライトの鉱脈が発見されていることを考えると、少々意外であろう。市場における価値は定まっておらず、今のところ価格は安い。
追記:コメント欄の情報によると、6月は以下のようなイベントが開催されるそうだ。