刑務所の上空でUFOを目撃したという囚人らの体に奇妙な赤い発疹が起きるというミステリー
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イギリスの刑務所で奇妙なUFO目撃事件が発生した。グラウンドで運動中だった囚人たちは、上空でホバリングする謎の発光体を目撃する。その物体はしばらくホバリングしていたが、やがて消えていったという。
問題なのはここからだ。その翌日、UFOを目撃したという囚人たちの体に赤い発疹が現れはじめたのだ。
・刑務所の囚人たちが謎の発光体を目撃、翌日に全員が赤い発疹
イギリス、ドーセット州ポートランド島にある「HM刑務所ザ・ヴェルヌ」で今年の初め、グラウンドで運動中の囚人らが刑務所の上空で奇妙な発光体を目撃した。その物体は、ホバリングした後、周回したのちすっと消えていったという。
この出来事は刑務所の雑誌「InsideTimes」に投稿されたある囚人の手紙の中により明らかとなった。
その手紙にはこう綴られている。
刑務所のグラウンドで運動をしていたんだ。中にはただ歩いているだけの者もいた。その時、刑務所の堀の上で光る物体を発見した。UFOを目撃直後、雨が降ってきて全員刑務所内に入っていったそうだが、問題はここからだ。その翌日、目撃者全員の体に赤い発疹ができてたという。
その物体はどんどん近づいてきて、グラウンドから30メートルくらいの高さでホバリングしていた。みんな気が付いたようで、刑務官を含むグラウンドにいた全員がこの奇妙な物体を見上げていた。
その後、物体は縮み始め形が崩れていき、やがて霧のような雲になって消えていった
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謎の発光体が出現したというHM刑務所ザ・ヴェルヌの南西にある堀 / image credit:BennH / WIKI commons・この発光体の正体は?
手紙を投稿した囚人は、その発光物体が近くの基地から来た極秘に開発された軍用機ではないのかと考えているという。
目撃した囚人らの意見を聞いたところ、ポートランド島には軍事基地があるそうで、ある種の軍事的なプロジェクトだったのではないかという者もいた。
また、球電と考える者もいた。球電とは、大気中を帯電し発光する球体が浮遊する物理現象のことで、赤から黄色の暖色系の光を放つ者が多くその大きさも様々だ。
移動中に磁性体に吸着する、送電線などの細い金属を熱で蒸発させるなどの特異な性質をもち、大抵は雷雨の時か、遠方で落雷が起きている状況で発生する。
そのメカニズムは未だ解明されておらず、古典電磁気学を用いたものから量子力学によるもの、単なる眼の錯覚として球電の存在を否定する説などがあるが、2021年現在に至っても、発生や作用原理の証明まで至っていない。
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photo by Pixabay
この発光体の正体は未だわからないままだが、目撃者全員に発疹ができるのは不可解だ。ある種の集団パニック的なものだろうか?
それともこの発光体に発疹を起こさせる何かが含まれていた、とでもいうのだろうか?
Top image:iStock / References:Spooked prisoners claim they saw UFO above jail - then came out in mysterious red rash - Daily Star / written by / parumo
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