Z世代への就職支援を考える「歯科衛生士養成学校 現職就職指導職員によるパネルディスカッション」東京・大阪・名古屋の3会場で開催! (2/5ページ)
今回も、初開催となる名古屋会場において受付開始から2週間で参加申し込みが満枠に達するなど、引き続き本セミナーに対する期待値の高いことがうかがえました。
■歯科衛生士学生の就職活動の現在地
各校の学生の内定状況や授業・実習の進行具合などはさまざまである一方、「年内内定」というキーワードはほとんどの歯科衛生士学校において共通していました。学校側もそれを目標にした就職指導を行っており、「年内内定」に対して学校・学生が強い意識を持っていることが改めて浮き彫りになりました。
また現在、学生1人あたりの医院見学件数は平均して約2~3医院となっており、コロナ禍の影響を差し引いても、減少傾向にあることが見て取れます。事前の情報収集段階であらかじめ見学・応募先の求人医院を絞り込む、というのが近年の就職活動の主流であると言えそうです。
現在就職活動を行っている歯科衛生士学生は、いわゆる「デジタルネイティブ世代」。情報収集能力が高いという世代的特徴がある一方で、社会経験の不足やそれに伴う多角的な分析力の未熟さなども見られるため、方向づけや決断に際しては就職指導職員によるアドバイスが重要となります。
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■重視するのは「教育体制」
そんな中、各会場の登壇者から頻出して語られたのは「教育体制」が整っていることの重要性。昨年から引き続き、臨床実習の時間が不足しているという学校も少なくなく、学生たちの「入職後の業務についていけるか」という不安は大きくなっています。
そのため、先輩歯科衛生士によるマンツーマン指導や段階的な教育カリキュラムなど、学生たちの不安に寄り添った教育体制を備えていることは、「安心して入職できる職場」として、大きなプラスポイントになると考えられます。