不倫を「遊び」で済ませられる人・本気になる人 その違いとは? (2/4ページ)
おいしいお店に連れて行ってくれたりはしたんですが、そういう時は会社のクレジットカードを使っていましたし、彼は出張で日本に来ていたので、基本的に彼自身の懐は痛まないんです。だけど会いに行く私の方はお金がかかるわけですよね。そこの配慮はなかったですね。
――国際弁護士でかなりの高所得者だったそうですが、自由になるお金はあまりなかったようですね。
SAKURA:銀行口座が夫婦一緒のものだったので、大金を下ろしたりしたらすぐ奥さんにバレてしまう状態だったんですよね。
――隠し口座を作ったり、できることはありそうですが…。
SAKURA:そこは奥さんが厳重に管理していたようで、全部握っていないと気が済まない人だったようです。彼が日本にいた頃は多少自由になるお金はありましたが、彼がNYに異動になってからは自由になるお金はそう無かったです。奥さんは彼を疑ったら、携帯電話もいつでも取り上げるし、完全に奥さんに管理されていましたね。
――どうして夫婦間でジュードの立場が弱いのか不思議でした。
SAKURA:逆らえないんですよね。私と付き合うことになったのも、もともと奥さんの不倫があったからだと聞いていたのですが、それでも彼の立場は弱かった。「別れたい」ということは常々言っていたのですが、一生無理だろうなと思っていました。
――ただ彼が妊娠した主人公にしたことはかなりひどいです。そこは本編を読んでいただきたいですが…。
SAKURA:そうですね。あの事があったから復讐を考えるようになったんです。
――出産を諦めさせるための理屈が不可解でした。「それが二人のためなのだ」と言い張っていましたが、冷静に考えると出産を諦めることのどこが二人のためなのかと…。
SAKURA:最終的に保身に走っていましたよね。結局流産してしまったのですが、その後に「こうなったからには二人の愛にフォーカスしたい」と私は言いました。