第100回「凱旋門賞」は波乱含みの大激戦(1)通算9回目の挑戦となる武豊 (3/3ページ)
斉藤崇調教師は『回数を使いたくなかったし、詰めて使ってもいいことがなかったですから』と、前哨戦を使わないことに迷いはありませんでしたね」(牧野氏)
陣営は昨年の有馬記念制覇後、程なくして凱旋門賞を目標に定めたという。
「だからこそ、初の海外遠征となった3月のドバイシーマクラシックで、今回と同じ直行パターンを経験できた。この時も有馬記念以来となる3カ月ぶりの実戦で、本番の10日前に出国。結果はクビ差の2着でしたからね。今回はその経験が生かされると思います」(牧野氏)
凱旋門賞では異例の「破天荒作戦」だが、国内の最終追い切りも順調に終え、9月24日に決戦の地に飛び立った。
一方、前哨戦で同じ舞台のフォワ賞を逃げ切ったディープボンドは、キズナ産駒初のGⅠ勝利に挑む。
「1週前の追い切り後、大久保調教師は『疲れはなく、いい状態をキープしています』と納得の表情でした。もし前走と同じような展開になればマークは薄いでしょうから、馬券圏内の可能性はあると思います。通算9回目となる武豊騎手は、A・オブライエン厩舎のジャパンかブルームに騎乗しますが、印は回りませんでした」(牧野氏)
*「週刊アサヒ芸能」10月7日号より。(2)につづく
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