ラオウは一発を遠慮!?日ハム・斎藤佑樹の引退試合に野球ファンが複雑なワケ (2/2ページ)
「そもそも、斎藤投手より活躍する可能性を秘めた選手たちがどんどんクビを切られ、19年シーズンを最後に1軍登板もない斎藤投手が戦力外にならないことに疑問を持っていた野球ファンも多いですから、そういったファンは1軍での引退試合まで用意されるというVIP待遇に呆れてしまっているようです。
また、引退試合の相手は現在、僅差で首位を走るオリックスですから、そこに斎藤投手をぶつけることでオリックス側が気を遣ってしまうのでは? といった声も寄せられています。実際、吉田正尚選手はパ・リーグの打率ランキング1位(現在は右腕を骨折し、戦線を離脱)、ラオウこと杉本裕太郎選手は本塁打ランキング1位を走っていたりと、1打席も無駄にできないのが現状です。仮に斎藤投手VS杉本選手が実現した時には杉本もフルスイングをお見舞いしていいものか揺れるところでしょう」(スポーツ紙記者)
横浜DeNA、巨人と渡り歩いたスラッガーの村田修一元選手は、07年に広島・佐々岡真司投手の引退試合で特大のホームランをかっとばし、初の本塁打王タイトルを手繰り寄せている。一方、中日の大島洋平選手は19年シーズンに最多安打のタイトルを争う中で、ヤクルト・館山、広島・永川、阪神・メッセンジャーと3選手の引退試合で相手を務め、いずれも凡退。自身の成績を犠牲にして引退投手に花を持たせつつも、しっかりと最多安打を獲得している。
斎藤投手とぶつけられるオリックスの選手たちがどういった形で向き合っていくのか、注目したいところだ。
(本多ヒロシ)
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