ダンカン ウケるウケないを「肌で感じないと芸人をやってる感がない」 (1/2ページ)

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ダンカン ウケるウケないを「肌で感じないと芸人をやってる感がない」

テリー 初孫ができたでしょう。俺、ダンカンは今度、老人向けの本を書いたらいいと思う。五木寛之さんとか瀬戸内寂聴さんとか、いろいろなちゃんとした人が人生のフェードアウトの仕方を書いてるけど、河村さんにメダルを噛ませちゃう発想の人に、老後をどう生きるかを考えてほしいんだよな。

ダンカン そうですね。団塊の世代って多様じゃないですか。JUNやVANが好きだった人もいれば、ミック・ジャガーが好きな人や学生運動をしてた人もいる。それがみんな同じところに入って、「うさぎ追いし」に合わせて、みんなでボールを回しましょうってムリだろうって思うんですよ。だから、ロック好きのお年寄り用の特養とか、そういう場を作れたらとは思いますけどね。経営なんかできないですけど。

テリー 自分が70歳、80歳になったら、こんなおもしろいことをやるっていう提案をする本とかさ。

ダンカン 一度「お笑いウルトラクイズ」を映画にしようって言ってたじゃないですか。俺、あれやりたかったですね。

テリー あれは(ビート)たけしさんさえよければ、今でもやれるんだけどね。事務所のほうはどう?

ダンカン やっぱり大変ですね。傾いてはいないんですよ。もちろん赤字にもなってません。それは今までずっとやっていた仕事だったりが軍団の連中にあるからなんですけど。でも今、若い俳優、お笑い芸人、30人ぐらいいますから、育てていかなきゃいけないんですよ。

テリー コロナはいつ終息するかわからないからね。

ダンカン デパートの土日の催し物とか、芸人はどこでもいいんですけどね。ギャラは安いかもしれないけど、客前に出ていって、これはウケるとか、これはおばさんには全然ダメだったとか、肌で感じないと、芸人をやってる感がないじゃないですか。そこが今、止められちゃってるから。

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