志尊淳が「生きてください!」、万感の舞台挨拶にネットは「重みがある」

アサジョ

志尊淳が「生きてください!」、万感の舞台挨拶にネットは「重みがある」

 俳優の志尊淳が10月9日、ドキュメンタリー映画「人と仕事」の初日舞台挨拶に登場。切実なメッセージを観客に送った。

 今作は当初、志尊と女優の有村架純出演の劇映画として準備されていたが、撮影1カ月前に新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令され制作が中止に。その後、2人が新型コロナに打ちひしがれた日本の職場で働く、「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる人たちにインタビューし、レポートするというドキュメンタリーとして作品を再構築。看護学生、シングルマザー、保育士、介護福祉士、農家、バスケットボール選手などさまざまな人たちの言葉が観る者の心に深く刻みつけられる、“今”を映し出すヒューマンストーリーとなった。

 志尊はドキュメンタリーへの出演はこれが初めて。今作の出来映えについては「普段の出演作品は、役を演じているので物語として見られるんですけど、今作は自分がインタビューさせていただいた方や、ほかに出られた方が『この作品に出てよかった』と思ってもらえるかな、という気持ちで見ていましたね」と語った。

 志尊は最後に、訪れた観客に向かって「まだまだコロナもそうですし、最近は地震や災害があります。皆さん、どうか、どうか生きてください。またお会いできることを楽しみにしております」と真剣な表情でメッセージを送った。

 ネットでは《頑張って生きるね。志尊くん、ありがとう》《ファンも志尊くんに対して切実にそう願っただろうね。大変な年だったよね。本当に、無事回復してよかった》《大きな病を克服したからこその、重みのある発言だと思います》《志尊くんも無理しないでね》など感謝やねぎらいの声が殺到した。

「志尊は昨年10月に公開されるはずだった映画『さんかく窓の外側は夜』がコロナ禍の影響で延期され、今年の1月に公開されました。3月には急性心筋炎のため入院、回復はしたものの今度は8月に新型コロナウイルスに感染。仕事や健康に大きな影響をきたした1年でした。それだけに『生きてください』というメッセージはシンプルですが、重みのある言葉としてファンも受け取ったようです」(芸能記者)

 この1年のさまざまな経験を、ぜひ役者としての活動に活かしてもらいたいものだ。

(柏原廉)

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