日本が鎖国状態の江戸時代、出島に来日し博物学的な研究を行った「出島三博士」 (2/3ページ)
彼は、元禄3年(1690年)から元禄5年(1692年)まで出島に滞在し、長崎商館医として働きました。また、植物学に明るく、出島に薬草園も作りました。
さらに、ケンペルは大豆をヨーロッパに紹介した初めての人物でもあります。1712年に出版した『廻国奇観』(Amoenitates Exoticae)のなかで日本の植物をまとめており、大豆の解説は3ページにもわたりました。
カール・ツンベルクとは?
カール・ツンベルクは、スウェーデン人の医師であり、植物学者です。安永4年(1775年)から安永5年(1776年)まで出島に滞在し、長崎商館医として働きました。彼は、「分類学の父」として知られるリンネの弟子でもあり、日本の植物学や蘭学の発展に大きく貢献しました。
なお、日本にいるあいだに彼が採集した植物の標本800余種は、現在でもウプサラ大学に保存されています。