川に投げ込み、引きずり回し…悪戯はむしろ歓迎?子供が大好きな神様「カクラサマ」とは (2/3ページ)

Japaaan

子供たちに遊び倒されるカクラサマ

そんなことをしている内に、木製のカクラサマはゴリゴリと擦れ削れして、鼻も口も判らないくらいボロボロになってしまいました。

あんまりと言えばあんまりな仕打ち、ある時これではいけない!とある者が子供たちを本気で叱り飛ばし、カクラサマで遊ぶのを禁止したところ、却って祟りを受け、病いに寝込んでしまったそうです。

「こら、そなたはわしが大好きな子供たちに遊んでもらっているのを邪魔しおったな。許さぬ!」

「ひぇぇ、もう何も申しませぬから、どうぞご勘弁を……」

夢枕でカクラサマに叱られて、それ以来はもう誰も何も言わず、子供たちが遊び倒すに任せたということでした。

カクラサマの由来

そんなカクラサマの木像は遠野郷のあちこちにあり、誰が彫ったのか、いずれも鉈で叩きつけたような粗削りで、辛うじて仏様の顔が判るかどうか、特に誰も信仰する者はいなかったと言います(なら、何で作ったのでしょうね)。

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