「サイゼリヤ」2期連続赤字でも“深夜営業”中止継続の姿勢に称賛の声! (1/2ページ)

Asagei Biz

「サイゼリヤ」2期連続赤字でも“深夜営業”中止継続の姿勢に称賛の声!
「サイゼリヤ」2期連続赤字でも“深夜営業”中止継続の姿勢に称賛の声!

 大手ファミレスチェーン「サイゼリヤ」は10月13日、2021年8月期(20年9月~21年8月)の連結業績を発表。本業のもうけを示す営業損益が2年連続の赤字となったことが明らかとなったが、引き続き深夜営業の取りやめを継続する意向を明らかにし、ネット上では称賛の声が相次いでいる。

サイゼリヤの発表によれば、コロナ禍から経済が急回復した中国などの売上は好調で、アジアでの営業利益は前期比152%増の44.2億となったものの、時短営業の影響などで国内の売上が大打撃を受け、営業損益は昨年の56.2億円をさらに上回る72.1億円の赤字となり、全体でも22.6億円の営業赤字となっています。同期の純利益は17.6億円の黒字転換となりましたが、時短営業等の協力金が48.2億円計上された影響が大きいので、昨年に引き続き厳しい経営状況であることは間違いないでしょう」(経済ライター)

 同社の堀埜一成社長は会見で、「この冬には感染の第6波があり、円安が進行する可能性も否定できない」と今後も多くの懸念材料を抱えていることを示したが、コストの削減と従業員の労働環境改善を踏まえ、昨年6月から一時的な措置として国内約1000店で午後10時閉店とした深夜営業の取りやめを、時短営業の制限が解除された場合でも当面は継続すると発表した。

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