”黒い吉野家”化が着々!?「早い、安い、旨い」からの決別戦略とは (3/3ページ)

Asagei Biz

「こういった吉野家の変化は、キャッチフレーズの変遷を見ても伺えます。吉野家の創業は1958年で、1956年の経済白書で『もはや戦後ではない』と謳われたわずか2年後です。日本全国にようやくモノが揃うようになって、『うまいものを早く食べたい』という人々の欲求が、いつしか『はやい、うまい、やすい』の順番になって、スピードを求めるような時代に変わりました。まさに高度経済成長からバブルまで駆け上がった日本経済を反映しているとも言えます。それが2000年代に入ると『うまい、はやい、やすい』と、質や満足性を求めるキャッチフレーズに変わった。もはや早いのは当たり前ということもあるのでしょう、顧客満足度重視に転換したともいえます。そして今度はさらに『快適さ』を追求するという戦略に打って出ているわけです」(前出・ジャーナリスト)

 そこには当然、吉野家ではあまり見ることのない女性客の取り込みの狙いがあるのは明らか。となれば、「デートで吉野家」が普通の時代になるのかもしれない。

(猫間滋) 

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