元乃木坂46深川麻衣がグループに残した初のセンター曲「ハルジオンが咲く頃」は永遠に語り継がれる楽曲 (2/3ページ)

日刊大衆

だが深川ははっきりと自分はセンターに立つべきではないと言い放つ。こうした発言からも深川の人間性の一端が垣間見える。

 過去にも市來玲奈永島聖羅といった人気メンバーの卒業の際には大々的にフォーカスするということがなかったことや、深川の卒業以降も橋本奈々未西野七瀬など選抜それもフロント常連メンバーのみが卒業シングルの体裁を取っていることからも、深川がいかに特例だったのかがわかるだろう。卒業シングルという明確な形で深川を送りだせたのは、彼女が積み上げてきたキャリアがあって実現したものであるのは間違いないが、グループとして成熟してきたタイミングというのも大きかった。

 2015年は乃木坂46が初めて『NHK紅白歌合戦』に出場するなど、国民的アイドルグループとして歩み始めた時期。ひとつの目標を叶えグループとしても地盤を固めつつあり、将来的な試みとして主要メンバーの卒業シングルをリリースするという決断も容易にできたのだろう。卒業シングルにおけるセンターという意味において深川はこれまで本連載で登場してきたセンターとはまた違う様相を呈している。

 卒業シングルは一般的に卒業メンバーのパーソナリティが歌詞やサウンド面に反映されることが多い。

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